もう学級閉鎖?インフルエンザ速報2018/2019

なんと今年2018年は9月1日に大分市で、
今年最初のインフルエンザによる学級閉鎖があった
という情報がありました。

「もう学級閉鎖?って、ちょっと早すぎる!」
とびっくりしたのですが、調べてみると9月3日から9月28日の間に、
17都道府県44学級ですでに学級閉鎖しているとの事です。(厚生労働省)

「え~!うちの子の学校は大丈夫なんだろうか?」
と心配になったので、さっそく調査を開始しました。
その調査結果をお届けしますね。速報ですよ!

あ、それから・・・
この情報は、池袋の大谷クリニックの大谷義夫院長がTVでお話していた事をまとめています。
大谷院長は、呼吸器内科アレルギー内科専門医、インフルエンザほか感染症のスペシャリストです。
よくTVに出演されているので、知っている方も多いのではないでしょうか?!

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予防接種は、ピークに合わせて11月に打つのがベスト!

今年は9月1日に学級閉鎖第1号(大分市)で出たということで
例年よりも1~2ヶ月早いペースです。

わが子を持つ親としては「ぇえっ!?もう?」っと心配になって当然ですね。

でも結論から言うと、確かに学級閉鎖は例年より早いのですが
やはりピークは空気の乾燥する寒い冬の1~3月です。

という事で予防接種は、ピーク時に効き目があるように、
11月以降にしましょう。

とは言っても、出来るだけインフルエンザなんかに
掛からない方が良いわけです。(当たり前ですが)
それでは、どう対策をしていったら良いのかを調べて見ました。

そもそも予防接種は受けた方がいいの?

厚生労働省の統計では、去年日本では5人に1人が
インフルエンザに掛かっています。すごい割合ですね。

このように良く掛かるインフルエンザを、風邪のように放っておいても大丈夫なのでしょうか?

じつは過去に予防接種を受けずに、肺炎までいき、
人工呼吸器を使うまでになった事例もあります。

これは大人の例ですが、
子どもでも拗(こじ)らせてしまえば一大事です。
とくに受験を控えていたらなおさら、
この大事な時期にインフルエンザには掛かりたくありません。

今の時期の季節の変わり目の風邪は「毎日の寒暖差からの風邪かな?」
と思いがちですが、もしかしたらインフルエンザの可能性もあります。

もし解熱剤を飲んでも熱が下がらなければ、インフルエンザの可能性は大ですから、
すぐさまお医者さんで検査をしてもらいましょう。大切な時期ですからね。
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インフルエンザの予防接種は午前中に打て!

そんなに流行っているインフルエンザの予防接種に、
ほとんど私たちが知らない大事な『事実』が隠されていたのです。

それは・・・

予防接種は午前中に受けるほうが、効果が大きい!

という事実です。(驚)
なぜ午前中に予防接種を受けると効果が大きいのでしょうか?

2011年から2013年に英国バーミンガム大学の研究で、英国24の診療所で、276人を対象に午前と午後に分かれて実験。

1ヶ月後にどれくらい差があるかを調査しました。その結果がこちらのチャート(概要)。

 

青色:午前中に摂取を受けたグループ
赤色:午後に摂取を受けたグループ

この結果から分かるように、午前と午後では、
午前中に摂取を受けたほうが3~4倍も抗体の働きが高かったのです。

この検証からも、インフルエンザの予防接種を受ける場合は、
できれば午前中に受けましょう!

ただ、くれぐれも無理をする必要はありません。
午後でも十分効果は期待できますから、できたら午前中という感じでOKです。

 2018年!インフルエンザの新薬が登場しました?

インフルエンザの薬と言ったら「タミフル!」というのが定番でしたが、
今年は新薬「ゾフルーザ」が登場しました。
それではタミフルとゾフルーザは、どう違うのでしょうか?

タミフルとゾフルーザの違い

従来の「タミフル」と新薬「ゾフルーザ」を比べて見ました。

まず、それぞれの薬の働きは:

タミフル:  細胞内に入ったウイルスが「増殖」するのを抑え「拡散させない」に対して、
ゾフルーザ: 細胞内に入ったウイルスを細胞内で「死滅」させるので「増殖させない」

という、違いがあります。

従来のタミフル新薬ゾフルーザ
服用: 1日2回 5日間服用服用: 1回のみ(インフルエンザ診断後)
特徴: ウイルスの拡散を抑える特徴: ウイルスを死滅させる
用法: 大人および体重37.5kg以上の小児用法: 体重10.0kg以上(体重により用量が違う)
値段: 保険3割負担で ¥1,170(5日分)値段: 保険3割負担で \1,730(大人1回分)

服用回数がゾフルーザは診断後1回のみ、というのは魅力ですね。しかも体重が10キロ以上の子どもから服用出来るということは、1歳半くらいの幼児から使用できます。

ただ、子どもに与える薬だと、副作用が心配なところです。

副作用はあるの?

現状では、タミフルとゾフルーザの副作用は大きくは変わらないそうです。
ただ厚生労働省は、タミフルの異常行動は「薬のせい」とは断定せず
「インフルエンザの症状による異常行動ではないか」との見解を出しています。

なぜなら「薬を飲んだ人と、飲まなかった人の異常行動の「差」は
ほとんど見当たらなかった」というのが理由だそうです。

どちらにしても、異常行動はタミフルのせい如何にかかわらず、
インフルエンザに掛かったら、子どもの行動・容態は、
親として常に気をつけておく必要がある事は変わりません。

結論として・・・

子どもの学育・受験のためにも、インフルエンザに掛かったら、薬はやはり飲んだほうが良いでしょう。
タミフル、ゾフルーザどちらを選ぶかは、お医者さんと相談しながら、最終決定してください。

まだ試してはいませんが、私なら服用が1回で済むゾフルーザを選びたいところです。

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おすすめのインフルエンザ予防法

私なりには、タミフルよりも魅力的に感じる新薬ゾフルーザが発売されて期待していますが、
やはりインフルエンザに掛からない事が一番です。

ということで、ここでおすすめの予防法をご紹介します。

1.「質の高い睡眠」が抵抗力を生む

小学校も高学年、中学高校性ともなると、就寝時間がどんどんと遅くなっていきます。

わが家の中1の息子もそうですし、私ももちろん記憶があります。
早くなんて、寝たくないですよね(笑)

でも、成績を上げるとなると、やはりインフルエンザなんかになってられない。

病気になりにくい方法の1つとして、睡眠はものすごく効果が高いんです。
詳しい『質の高い睡眠法』については、また別の記事で説明しますので、
興味のある方は、その記事を読んでみてくださいね。

さて、本題の「質の高い睡眠法」は簡単です。
1 寝る1時間前くらいに、39~40度位のちょっとヌルい程度のお風呂に入る。
2 寝る前に「軽~い」ストレッチで体をほぐす。
それだけです。

寝る前に体を温めると体温が上がります。
で1時間くらいすると体の中の「深部体温」が下がります。
体の表面体温は暖かく、深部体温が下がり「温度差」ができると
人は深い眠りに入っていきます。

体が十分休まれば、抗体機能が活発になり、
インフルエンザへの抵抗力が増加します。

その後のストレッチは、決してハードはいけません。
逆効果で体が起きてしまい、寝付けなくなります。

2.「乾燥」からノドを守る

これは簡単にスルーしますね。
加湿器のど飴ガムを噛むなどをして、ノドの乾燥を防ぎましょう。
ノドが乾燥すると、扁桃炎などを起こしやすく、そこから体力が弱ってきますから。

3.「食べ物」でインフルエンザを予防する

まさしく「食育」に関わることですが、ここでは手っ取り早い
簡単な方法で、予防効果を上げてみます。

ヨーグルト

ヨーグルトは継続して食べていれば、
腸内環境を整える力が強く免疫力を上げてくれます。

スーパーに行くと、たくさんの種類がありすぎて
どれを選べば良いか迷ってしまいます。
でも、どれでも良いです。毎日食べましょう。

 

ハチミツ

ハチミツには「抗炎症作用」があります。
海外の研究で、「ハチミツ vs 咳止めの薬」を比べて見た結果
すべて「ハチミツが勝った」という事例があるほどで、
ハチミツは万能薬です。

これもたくさんの種類がありますが、どれでも大丈夫です。

ただし、スーパーの安いハチミツは、水飴などで増量したものがあります。
特売品よりは少し高めですが、純粋な「ハチミツ」を選んでください。

得に効果の強いマヌカハニーの記事はこちら

おわりに

今年はインフルエンザの流行の兆しが、例年より1~2ヶ月も早いのですが、
やはりピークは冬の1月から3月になりますので、予防接種は11月以降にしてください。

そして、インフルエンザだけでなく、万病予防としても、
ヨーグルトとハチミツは効果絶大ですから
ぜひ毎日の食事に取り入れてみてください。

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