「親の言うことを聞きなさい!」
よく聞くフレーズです。
でも、この考え方は「100%」間違っています。
もしあなたが、子供にこのような事を言っていたら、
あなたは子供をダメにしています。
でも「安心してください」ほとんどの親がこうですから。
もっとも喜ばしい事ではありませんけどね。
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親が指図してはいけない理由
なぜ「言われた通りにしなさい!」
という言葉が子供をダメにしてしまうか考えたこと
ありますか?
ほとんどの人は無いですよね。
なぜって、
私たち親は
「子供たちの為に、良い指示を出している」からです。
でも、それって本当に「良い指示」なのでしょうか?
まず考えてほしいのは「指示」です。
指示とは上からの一方的な命令なんです。
その指示は、もしかしたら良いのかも知れません。
でも、もしかしたら悪いのかもしれません。
指図している親としては、その指示が良いと思っていますが、
子供の立場からみたら、それはただの「有無を言わさない命令」です。
正しくても従わなくてはいけない「命令」。
間違っていると思っても従わなくてはならない「命令」なんです。
子供にとっては「逆らえない」状況です。
親に反論したら怒られます。
へたをすれば「出てきなさい!」なんて怒鳴られます。
子供の立場としては
どうあがいても勝ち目は無いのですから
従うしかありません。
だったら「考えてもしょうがない事」
だから子供はどんどんと「自分で考えない子供」に育っていきます。
つまり親が指図をすればする程
子供はますます「考えられない子供」に育っていきます。
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賢い子供に育てるには?
賢い子供というのは
テストの点数が良いとか
有名校に合格した
などという事とは意味が違います。
成績や受験合格は、賢いというより
テクニックに長けていると言った方が近いでしょう。
有名校・進学校に行く事は、一流企業/組織に入りやすい
という利点は否定しません。
でも、一流企業/組織に入ったらそのまま
一生安泰に暮らせるのかと言ったら、そんな保証はどこにもありません。
一般に良いとされる生活を得やすい程度で
現実の社会を見ても自殺する人や犯罪者になる人だって居るわけです。
賢い子供に育てることが
なぜ重要なのかというと・・・
社会に出てから「幸せ」な人生を手に入れられるかどうか
が変わってくるからです。
ここが重要なんじゃないですか?
あなたの子供が社会にでて
人生に成功するかどうかが。
親や先生の指図にただ従って一流企業に入った子は
組織内で頭角を現す可能性は極めて低いです。
過去のアメリカでの統計でも証明されている事です。
だったら、どう教育すれば良いのでしょう???
子供を一人の「人間」として付き合っていく
一番重要で、一番難しいのが
「子供を一人の人間として付き合っていく」という事です。
他人の子供ならば、我が子のように注意しないですよね。
でも我が子となると、どうしても親の自我が出てしまう。
そう思いませんか?
そうなんです。
私たち親が良かれと思って、我が子に「〇〇しなさい」という時って
冷静に考えるとかなりの割合で「親に都合の良い『指示』なんです」
あなたがこの考え方を身につけるまでに、時間が掛かるかもしれません。
でも、時間がかかってでも「親の都合からの子供への指図」は止めにしましょう。
そうすれば学校でも人生でも成功できる
「自分で考える子供」になりますよ。