逃げるは恥だが役に立つ

2015年、新垣結衣&星野源の「逃げ恥」は超高視聴率を記録しましたね。
で、実はこれがイジメに効果的です。

と言っても、イジメに使えるのは題名の部分だけですが
チョコっといじるだけでイジメから開放されるのに超有効で
そうすべきです。

イジメのほとんどは「多数vs一人」という
もともと加害者側が絶対に卑怯な状態です。
だったら遠慮することはありません。
まずはその場から逃げろ!ということです。
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“逃げ恥”ではなく“逃げるが勝ち”

そもそも特に日本人は武士道という信念もあるためか
逃げることは恥ずかしいというイメージを持っています。
それに「先生や親に言いつける」のも「かっこ悪い」という先入観を皆もっています。

でも逃げる事や大人に言いつけることも
時と場合には必要な場合があります。

それが「いじめ」られている時です。

日本の武士道でいう「逃げるは恥」が機能するのは
1対1の正々堂々とした勝負の時です。
しかも「信念」に基づいた時だけです。

それに対して「いじめ」は、多数vs一人という
そもそも勝負にならない卑怯な手口です。
それとその戦いに「信念」が無い一方的な攻撃です。

いじめる側は刑法上「加害者または犯罪者」ですから
間違ったカッコを付ける前に、まずは子供には逃げさせましょう。

どこに逃げるかって?

もちろん自宅です。

そして家で今後のことを親子でしっかりと話し合ってください。
ここで親が無視したらダメですよ。当然の事です。
子供は勇気を振り絞って親に虐められている事実を告白するのですから
親はまずしっかりと受け止めてください。
そして子供に安心させる事です。

虐められ始めたら、最悪の場合は殺されます
だから、子供にはまず家庭で安心できる場所を確保すること。
そして虐めの現場が学校なら、対処できるまで休校させてください
子供の心と命を守るためですから当然です。

イジメには親も戦え!

さて、我が子がイジメに合っている事実が判明したら、
虐めという犯罪行為を解決しなければなりません。

虐められている側は圧倒的に不利な状況にある訳ですから
カッコ悪いとか恥ずかしいなんて想う必要はさらさらありません。
加害者側が卑怯なのですから。

だから日頃から
「もし学校で虐めにあったら、学校に行かなくて良いんだよ」
と理解させてくださいね。

次のステップが、学校の担任と話し合うことです。

そもそも本当に虐めがあるのかどうか。
勘違いでは無いのか。
事実関係が分かるまで学校は休ませることを通知しましょう。

もし虐めが本当にある状態ならば
行けば行くほど心と体をズタズタにされます。
本当の事が判明するまで、学校を休みましょう。

授業に遅れるとか何とかのレベルではありません。
子供の命が掛かっている重大事件ですから
親として本気で立ち向かってください。

親が自分のために本気で立ち向かってくれている姿を見れば
「親は唯一の自分の味方なんだ」と、本気で親に頼ってきます。
とても重要です。

良く有るケースが

親に「学校行きたくないよ」と言ったとたんに
「何言ってんのよ!学校休めるわけ無いでしょ。」と
虐めに気づいてくれない場合です。

こうなると子供は虐めの苦しみを自分の心の中に閉じ込めてしまい
どんどんと心と体に傷を負うようになり
最終的に精神的に不安定な状態か
最悪「自殺」に追い込まれてしまいます。

子どものささいな言葉にも、親として良く観察していきましょう。

さて、担任と校長先生に話をしても「虐めは無かった」
と報告されるケースが多々あります。
ニュースに良くあるパターンです。

子供に確認して、虐めが間違いなく存在するならば、
最後まで子供を信じることです。

そして、次に市または都道府県の教育委員会に相談してください。

子供に虐められている認識がある以上、それは虐めです。
躊躇する必要はありません。
ニュースで報道されているように
担任、校長、教育委員会も虐め認定から逃げる場合もあります。

その場合には次のステップで
公共機関の虐め問題のさまざまな組織に相談しましょう。
文科省のこのような機関も利用してください。

とにかく、子供が虐められている可能性を発見したら迷わず:

子供の言うことを絶対的に信用する
学校は休ませても良い
まずは学校に相談
学校でダメなら教育委員会に相談
それでもスッキリ解決出来ないなら虐め相談窓口へ

と、子供を守るために親は全力を尽くして下さい。

学校の先生が「虐めは無かった」と言っても
子供が「虐められている」と言ったらそれが事実です。
徹底的に我が子を守りましょう。
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子供と毎日話をしよう

大事なことは:

自分の子供の言うことを信じること
学校は行かなくても大丈夫である

という事を親が認識する事です。

受験を控えた親であれば学校に行かなければいけないと思いがちですが
虐めは犯罪行為ですから学校は二の次です。

学校に行かなくてもホームティーチングをしている人だって居るのです。
そもそも学校で毎日虐めに合っていれば
学校に行っていたって勉強が頭に入る訳はありません。
「学校は行かなければならない」という間違った常識を捨てましょう。