昭和まで多かった大家族制から
現代は核家族制や一人親家族が増え
食材の買物にも変化が起きました。
野菜を1本買ってしまうと分量が多すぎて使い切れない
かえって外食よりも高値についてしまうなどの現象がおきたのです。
そのために今ではスーパーのカット野菜が主流になりつつあります。
消費者の声は「分量が丁度よい」
「切らなくて良いので超便利」などと大好評です。
しかし一方で、加工野菜や加工肉に栄養素が無いんじゃないの?
という声も多く聞かれます。実際はどうなのでしょうか。
カット野菜に栄養素は無い!は本当か?
カット野菜には明確な定義などは無く
もともと業務用の芯抜きキャベツや千切りゴボウなどを
家庭用にスーパーなどが売り出したのがキッカケです。
キャベツ1個を買うと使い切る前に腐らせてしまったりと
必要以上の量を買わなければならないために割高になる
などの理由から今ではカット野菜を使わない家庭は無いのではないか?
と思われるほど日本に浸透しました。
出荷前に工場で洗浄&カット処理をする訳ですから
ビタミンCなどある程度の栄養分は流されてしまい
私たちが食べるときには既に栄養素は無くなっている!
という噂を良く聞きます。
実際、茨城県工業技術センターによると
業務用に使う次亜塩素酸ナトリウムという洗浄剤に規定時間浸したものと
家庭で水洗浄しカットした当日の野菜では約20%程栄養素が低下した
という研究結果が報告されています。
という事はスーパーや自宅の冷蔵庫で数日保存したカット野菜でも
まだ8割近くの栄養素が残っていることになるので
「カット野菜は栄養素は無い」は正しくないことになります。
ただスーパーや外食産業では、カット野菜の殺菌洗浄をするために
次亜塩素酸ナトリウムの希釈液に10分から30分程浸します。
この処理で雑菌はほぼ壊滅するのですが
問題はこの次亜塩素酸ナトリウムです。
次亜塩素酸ナトリウムが人の体内に入ると胃液と反応し
塩素ガスを発生し発がん物質に発展する危険性があるのです。
そもそも自分で野菜を水で洗って切ったその日のうちに食べれば
栄養素もカット野菜よりも高く、業務で使用される消毒剤の心配もありませんから
少しだけ頑張って自宅で生の野菜を使うようにしましょう。
安心・安全、そして高栄養価を選ぶべきです。
サイコロステーキは肉にあらず?
なんか挑戦的なタイトルですが
肉じゃなきゃ何なの?って事ですよね。
そもそも激安の焼肉食べ放題だとか外食の代表
ファミレスの肉って異常なほど安いですよね。
これは「それなりの肉」を使っているから可能なお値段であり
大半のその手のお店では成型肉という材料を使っています。
それでは成型肉とは何かというと、あなたの記憶にまだあると思いますが
マクドナルドのチキンナゲット事件の肉がまさしく成型肉です。
成型肉とは、そのままでは商品価値の無い骨周りの肉を削り取った小片や
内臓肉を軟化剤を入れて柔らかくし、さらに結着剤をいれて
形を成形した肉を言います。
また成型肉に脂肪分を注射のように注入して霜降り肉を
作り出すことをインジェクション加工と言います。
要は現代の加工技術は素晴らしく発達していて
まさに本物まがいの物が出来るという事です。
しかも、こんな肉だから超安価で提供出来るのです。
今ではサイコロステーキだけでは無く
チキンナゲット、ハンバーグ、鶏の唐揚げなども
難なく作ることが出来ます。
安い商品は成型肉の可能性が高いです。
さて、ここで問題なのは
成型肉の結着剤にはリン酸塩という添加物が含まれています。
リン酸塩は骨を弱くします。さらに肉を柔らかくするために
酵素系の添加物が使用され味を良くするために注入された脂肪には
固まるのを防ぐための乳化剤が使用されます。
その乳化剤の独特な匂いを消すためにさまざまな科学調味料が使われる
と負のスパイラルそのものです。
身体の成長期でもあり受験を控えて脳を活性化する必要のある子供たちには
出来る限り無添加のお肉を食べさせて上げたいですね。
もちろん本物の肉は加工肉と比べると高価ですから
いつもいつも高いお肉という訳にはいきません。
ですが、これから受験を控えた子供の将来を考えたら
出来る限り自然な食材を心がけてください。
外食よりも家庭食が安全です。
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食事の脳に与える影響力
前にもお話しましたが
コンビニ弁当を製造している会社の職員の大半が
自分たちで作ったお弁当は食べないそうです。
理由は、食中毒が決して起こらないように徹底して
防腐剤などの添加物を使用しているからだそうです。
また惣菜の定番の揚げ物、天ぷらや鶏の唐揚げや
トンカツ、ハンバーグやパスタのソース類
サラダのドレッシングなどに使用しているリノール酸が、
アレルギーやうつ病の原因になる。
お菓子やマーガリンに含まれるトランス型脂肪酸で記憶力が低下する事実。
過剰な糖質は、疲れやすくキレやすい状態を作り出す事。
などなど栄養の偏り
特に外食産業に多く頼っている生活をする場合は要注意です。
現代は夫婦共働きやシングルマザーが多くなり
家庭での食事が外食や中食が増えてきました。
もちろんすべてがイケナイと言っている訳ではなく
当然私でも外食や中食のお世話になっています。
しかし、できるだけ家庭で親が作る料理が
発達段階の子供たちには最適な栄養を与える事ができ
また学習にも記憶力を上げたりヤル気スイッチを入れるための
最適な食事である、という事を頭に入れておいてください。
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