知能指数のIQって、知っているようでいて
実は何だか分からないのが実情ではないでしょうか。
学業にIQは高くないとダメなのでしょうか?
IQテストが100以下だったら人生諦めたほうが良いのだろうか?
なんてことを意外と知らないですよね。
それではそのIQと学業との相関関係を考えてみましょう。
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『そもそもIQとはどういうものなの?』
よくIQが高い人は頭が良いと言われます。
そのIQの定義とは「未知の問題を解決する脳力」のことを言います。
言い換えればIQとは「未知の問題をどう乗り越えるかを考える脳力」です。
未知の問題ですから、文部科学省の指導する日本の「暗記教育」とは性質が異なります。
なので学校のテストの点数がいつも上位にいるからIQも高いという訳ではありません。
もちろん問題を解決するためには脳に蓄積された外部情報も当然必要なわけですから、
学校で教わる暗記教科も、受験のためにはムダではありません。
でも子どもの今後の人生を成功を考えるのなら暗記教育よりも
問題解決する力を養うことに重点を置いた方が良いのです。
『IQ値は常に変化をしている』
そもそもIQ値は、常に一定ではありません。
もともと人類は狩猟や外敵からの危険を避ける場合、
いわゆる「とっさの判断」を迫られる場合があります。
目の前に突然クマが表れたら、IQの知性で
「この場を無事に逃げるにはどうしたら良いのか?」
なんて考えている間に、クマに襲われて食べられてしまいます。
ですから、こういう状況では人間の脳は自動的にIQを下げて本能で危険回避をするのです。
逆に狩猟に行く際には、クマに遭遇する前に脳のIQを高めて知性をフル回転させて
「クマをここにおびき出して、この地点でクマに攻撃すれば間違いないな」と計画を立てる訳です。
このようにIQの値は、状況によって脳が上げ下げして変化します。
またサッカー選手などの試合でも、敵チームをドリブルで果敢にかわしながら
相手ゴールにシュートを叩き込む際はIQは低く抑えカンと本能に頼り、
ボールが近くに無い時間帯にIQを高めて、次の攻撃の戦略を練るのです。
つまりIQは流動的なものであって、現状は低めの子どもでも
訓練で上げることが十分可能なのです。
受験のように「必要な時にIQを上げる訓練」をする事が必要です。
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『IQが高い子どもはEQ(心の知能指数)も高い子が多い』
ここに面白い統計があります。
米国イリノイ州のある高校生の統計ですが、
子どものころにIQが高く有名進学校に進んだ子どもで、
20年後に成功している人は周りの人や家族に思いやりが深く行動力のある、
いわゆる心の知能指数も同時に高いという検査結果が出ています。
つまり子供の頃から、ただただ学校の成績だけを重視して進学校に進んだ子どもよりも、
礼儀正しく、家でのお手伝いを進んでやり、周りの友達に気配りが出来る子どもの方が、
20年後に成功している確率が圧倒的に高かったのです。
結論として、
学業を伸ばすために知能指数を上げる事はもちろん必要ですが、
将来まで長く成功し続けるためには、子供の頃からEQ教育で
心を鍛える訓練を家庭ですることが非常に大切であることを統計が証明しています。
- 人に会ったらちゃんと挨拶が出来
- 人が困っていたら助けることが出来
- 人に対して思いやりがある事が
長く成功し続けるためには重要なのですね。
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