学校で先生の話が理解できない。
そしてテストの点数がいつも６０点を下回るようなら、
基礎学力が不足していることが主な原因です。
学習の一番大切な「基礎」がくずれていると、
建物で言えば２階建の家で１階がゆらゆらしている様な状態ですから
その上にどんどん積上げていけば当然その内に
その重圧に耐えられなくなってしまい最悪つぶれてしまいます。
『先生の話を聞いても理解できない』
このような時には一度思い切って「前の年度の教科書」をもう一回開いて、
基礎から勉強し直すことが必要になります。
「うわっ！それはちょっと～」と思うかもしれませんが、
急がば回れで、結局はそれが学力向上には一番の早道になります。
まずは親子がチーム意識を持つことが重要で、
「自分で基礎からもう一度やり直しなさい」なんて言ったって、
子どもひとりでは到底無理なことです。
ですから親も、出来たらお父さんも週末にでも参加してもらって、
子どもがどこが分からないのかを見つけてください。
親だけでは大変ならば担任の先生とも話し合って、
本当に手遅れになる前に対応をする必要があります。
もっとも実際に「本当に手遅れ」なんていう事は無いので安心して頂きたいのですが、
遅れれば遅れるほど「大変」になるのは事実です。
ですから子どものためにも、早めに手を打ちましょう。
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『実際にどうするのがベストか？』
さて、じゃあ実際に「どこが遅れている箇所なのか」を、
私たち親が一緒に見つけ出せるのなら、そのまま進めて行きたいところですが、
親がそれを見つけるのが困難な場合が大半だと思います。
上に述べたように、担任の先生と相談をして
「どう勉強したら良いか」を見つけ出すのが良いと思います。
また別の方法として、
親が対処できない、
担任の先生と相談したが思うようにいかない、
ならば個別指導の塾か家庭教師にお願いするのも良い方法です。
もちろんこの場合はある程度のお金も掛かってしまいますから、
もしお金に余裕が無いならば、担任と相談しながら親が頑張ることがベストです。
とにかく基礎さえきちんと身に付けば、あとはその積み重ね（応用）ができる様になりますから、
テストの点数を怒らずに基礎固めを親子そろって挑戦してください。
その後は、面白いようにテストの点数が上がっていきますよ。
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