目上の人と上手くやっていく能力は、
これから大人の社会に向かっていく子供たちにとって重要であり、
大切なEQ心の知能指数の能力でもあります。
もともと日本人は礼節の歴史が深く、
古くは儒教、仏教、武士道を重んじて来た民族です。
しかしながら最近の子供たちを見ていると、
礼儀や思いやりに不足しているなあ、と感じることが多くありませんか。
でも自分を考えてみると、礼儀正しく社交上のたしなみを心得ている子どもに会うと
好ましく思うのに、自分の子どもには教えていないと思い当たることは無いでしょうか?
『日本人のマナーの現状』
最近の日本人の好みとして「ちょい悪オヤジ」なんていう、
ちょっとヤンチャで思ったことを何でも言い、
でも実は正直で律儀なんていう人物像に憧れをもっているのではないでしょうか。
ちょうどジョージ・クルーニーのような人?男性にとっとも憧れなんですが・・・」
だから子どもにも、そのようなイメージにをかぶせてしまい
「礼儀正しく」なんてちょっと時代遅れで、
自由奔放に生きてほしいなどと考えている親も多いようです。
でも、そんな親でも
こちらが挨拶しても無視してテーブルの周りを騒ぎながら走り回っている
子どもには閉口して「しつけがなってない!」と思ってしまうのが現実です。
社会生活では、やはり礼儀は必要不可欠なのです。
10人中9人までが、今の日本人に礼儀が失われてきたことは重要な問題であると答えています。
また76%の人が、日本人の礼儀は過去10年間であきらかに悪くなっていると答え、
約80%の人が、礼儀が失われてきた背景には、現代の社会問題、
例えば犯罪の増加、価値観の破壊、社会全体の不況が原因であると答えています。
親に向かってバカにしたような口をきいたり、
先生に失礼な態度をとったり、
友達にもいい加減な態度をとる子どもが明らかに増加しています。
『礼儀正しい子どもを育てるために』
つまり私たち自身、礼儀をわきまえた子どもを好むのに対して、
自分の子どもには礼儀を教えていない親が多すぎるのです。
学校の先生も、礼儀正しい子どもにどうしても良い内申を
あげたくなってしまうそうですが、それは当然のことでしょう。
別に学校や先生の言いなりになれと言う訳ではなく、
社会人としての礼儀作法を覚えることは、
素行として採点基準が上がるのは当然です。
なぜなら社会人になったときには、
人付き合いが仕事能力の重要な要素となるのですから、
最低でも以下のマナーテストぐらいは身に付けさせたいと思います。
- 人に会ったら「こんにちは」「さようなら」などと挨拶ができるようになる。
- 目上の人に会ったら、最低でも敬語やていねい語を使えるようになる。
- 話をする時には、相手の目を見て話す。
これはほんの一例に過ぎませんが、まずはこれらを徹底させる。
そして、あなたの家庭で必要と思われる礼儀作法は教えていくようにしませんか。
やっぱり礼儀正しさを知った子どもが、将来社会に出て成功するのです。
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