実は男の子の脳と女の子の脳には違いがあります。
人間性脳科学研究所所長の澤口俊之博士によると、
『脳の違いは胎児期につくられ始め、新生児の時点ではすでに男女差が有る』ということです。
それでは男女脳はどう違うのかと言うと:
「計画を立てて手順を踏んで進めていく」
「瞬時の判断や行動にうまく対応することが出来る」
「物を立体的に捉える空間認識能力に長けて」います。
「協調性や共感能力に長けている」
「視覚認識(特に色)に優れている」などの特徴があります。
言われてみると「う~ん、確かに!」と納得するところがありますよね。
男性は物事をテキパキと手際よく進めて、判断力があります。
それに対して女性は友達同士への思いやりがあり、
ファッションやインテリアなど色彩感覚が得意ですよね。
ではなぜ、このように男女の脳に違いがあるのかというと、『狩猟・採取説』というのが有力です。
人類の進化の観点から、
男性は狩猟などに関係する部分が発達したため瞬時の判断力や闘争本能が強く、
女性はグループになって木の実や果物などを採取する部分が発達したという説です。
また女性には出産や子育てもあり、子どもの顔色や様子から
子どもの健康状態を見極めなければならない必要性から、
視覚(特に色)が男性よりも優れているとも考えられています。
このように、脳の機能には男女差があるのは確かですが、
やはり一番大きな差の要因は『個人差』ですから、男子のほうが論理的思考や算数などは優位であるというのは、あくまで俗説にすぎません。
しかしながら、子育てにおいては脳の男女差はたしかに存在するのですから、
その違いを踏まえた子育てをしていく必要があるのは間違いありません。
次回からは「男の子脳」「女の子脳」を、より深く観察していきましょう。
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