カゼ症候群その3: カゼの原因まとめ

質問です・・・

カゼを引きやすい一番の原因は何でしょうか?

たぶん多くの人が
「風邪を引いている人と一緒に過ごすこと」や
「乾燥した空気の中で過ごすこと」などを考えているのでは無いでしょうか?

でも実は、もっと危険性の高い原因があるのです。
それは無意識の中で行っている人々の行動の中にあります。
さて、それは何でしょうか?

答えの第1位が「顔を触ること」
第2位が「手を洗わないこと」、そして
第3位が「乾燥した空気のなかに長時間居ること」だと、
我が家の掛かり付けの内科の先生が教えてくれました。

その理由は・・・

顔は目や鼻や口の「粘膜」がひじょうに多い部分です。
この粘膜にカゼの原因となる200種類ものウイルスの1種類でも付着すると、
そこから菌が体内に入り、カゼの症状を起こすのです。

つまり感染経路は『自分の手』です。

私たちの手から、自分の粘膜に菌が侵入するのに比べたら、
空気感染などの確率は非常に低いそうですよ。

私たちは1日のうちに無意識に1000回くらいも「手で顔を触る」そうです。
顔を触ったタイミングで付着していたウイルスが体内に侵入するのです。

1日に1000回も顔を触るのですから、
カゼ菌が体内に侵入する確率はすごく高くなるのも、うなずけますよね。

だから『手洗い』が有効なのです。

手洗いはカゼ症候群だけでなく、
インフルエンザや
ノロウイルス
の感染防止にもとても有効です。

この機会にしっかりと意識をして、家族で手洗いしてください。
まずは親が手本となって、手洗いすることが重要ですよ(^o^)